仙台89ERSは、不動産コンサルティング業の霞ヶ関キャピタルが筆頭株主となり、クラブ経営に参画すると発表しました。3年後に始まるトップカテゴリー、Bプレミアへの参入を目指し経営基盤の安定を図ります。

 仙台89ERS志村雄彦社長「新たに株主になっていただく霞ヶ関キャピタルの皆さんと一緒に必ずBプレミア目指して、そしてその先の日本一をこの街に持ち帰ってきたい」

 10日付で仙台89ERSの株、約8割を取得したのは2011年に仙台市で設立され、今は東京都に本社を置く東証プライム上場企業の霞ヶ関キャピタルです。

 霞ヶ関キャピタルからは会長や取締役などに3人が就任し、仙台89ERSは資金力のある霞ヶ関キャピタルの傘下に入ることで、経営基盤の安定化を図りたい考えです。

 霞ヶ関キャピタル河本幸士郎社長「少人数がゆえになかなかやりきれていないことが多いです。そういったことを僕たちは裏側の運営サポートとして入らせていただこうと思っています」

 バスケットボールの国内最高峰リーグ、Bプレミアは2026年に始まる予定で、参入するためには売上高12億円以上やホーム観客数年間12万人を達成する必要があります。