宮城県各地で最低気温が0℃を下回るなど、路面凍結の恐れが出てくる時期となりました。タイヤ販売店では冬用タイヤへの交換作業に追われています。

 仙台市宮城野区のタイヤ販売店には、多くの人が夏用タイヤから冬用タイヤへの交換に訪れていました。

 「冬のタイヤに交換しに来ました。前年は早く雪が降ってスリップしやすかったので、早めに交換しようかなと思って」

 仙台河川国道事務所が、大崎市と仙台市青葉区作並の2カ所で冬用タイヤの装着率を調べたところ、13日時点での装着率は37.6%で、前の週から19.5ポイントも急増しています。

 こちらの店では1日に30台ほど交換の予約が入っていますが、更に20台ほどが駆け込みで交換に訪れるているということです。 タイヤワールド館ベスト仙台本店渡部凌太店長「先週末から急に冷え込んだということもあり非常に多く予約いただいている」

 スタッドレスタイヤは深い溝で雪や氷をつかみます。交換前には、タイヤのすり減り具合の確認が必要です。

 タイヤワールド館ベスト仙台本店渡部凌太店長「スタッドレスタイヤは、溝の隙間にプラットフォームと呼ばれるサインがあり、これが露出するとタイヤの交換時期」

 購入から5年ほど経ったタイヤと新品のタイヤを比べると、溝が薄くなりプラットホームが露出しています。

 タイヤワールド館ベスト仙台本店渡部凌太店長「大体5ミリくらいで露出すると思う。5ミリくらいになったら交換。早めに交換していただき、いざ雪が降っても大丈夫なように安心安全のために早めの交換をお勧めします」