能登半島地震により、新潟市で断水などが発生していることを受け、仙台市水道局が給水支援などのため、現地に職員を派遣しました。

 佐藤伸治仙台市水道事業管理者「私ども、新潟市には(東日本大震災時に)大変大きな恩義がございます。今こそ恩返しの時であります」

 新潟市に向かったのは、仙台市水道局の職員や配管工事などを行う企業の社員ら計17人です。

 仙台市は震災後の2012年から新潟市と災害時に復旧などの応援活動を互いに行う協定を結んでいて、2日には先遣隊の職員4人が現地に入っています。

 仙台市水道局伊藤本之東配水課長「新潟市の市民の皆様も(震災時と)同じように苦しんでいると思いますので、その状況を一日でも早く解消できるよう精いっぱい頑張ってきたい」

 3日に派遣された職員らは、現地で給水支援を行ったり水道管の復旧作業に当たったりすることになっています。