石川県能登地方では断水が続きトイレ不足が深刻となる中、サンドウィッチマンが宮城県気仙沼市に寄贈したトイレトレーラーが稼働しています。

 避難所となっている石川県輪島市の鳳至小学校では、7日に気仙沼市が派遣したトイレトレーラーが到着し使用が始まりました。

 トイレトレーラーは、東日本大震災後にサンドウィッチマンが開設した東北魂義援金の寄付で2022年に製作されました。洋式の水洗トイレ3基が備えられていて、うち1基はバリアフリー対応です。

 厚生労働省によりますと、石川県や富山県で11日午前7時現在で約6万600軒以上が断水していて、トイレ不足が深刻となっています。

 避難している住民からは「便座も暖かく重宝している」という声もあり、気仙沼市では当面の間、トイレトレーラーの派遣を継続する方針です。