2月ももう半ばですが、カレンダーを見ていると2月は28日まで。あっという間に過ぎる2月の短さを、感じている人も多いのではないでしょうか。

 暦の成り立ちに詳しい国立天文台の広報室長、山岡均准教授になぜ2月が短いかを聞いてみました。

 国立天文台山岡均准教授「古いローマの暦が、3月が年の初めになっていて2月が年の終わりなんですね。ですので毎月の長さを30日31日にした時に、最後でちょっと短めにして調節して1年365日、もしくは366日になるようにしたのが2月が短い理由になりますね」

 3月が年の始まりで最後の2月に1年分の帳尻を合わせる必要があったため、28日や29日にした。紀元前46年に決まったルールが今につながっています。

 地球が太陽の周りを1回りする1年を正確に出すと365.2422日、約365日と6時間になります。この端数分の調整が4年に1度のうるう年に当たります。

 しかしこの先、西暦2100年、2200年、2300年は更に細かな調整が必要でこの年は4年に1度の年に当たりますが、うるう年にはならないということです。

 続いて、2026年2月のカレンダーは1日が日曜日から始まり28日が土曜日までのぴったり4週で終わるある種、気持ちの良い収まりの良い配列になっています。

 一部インターネット上では、このカレンダーにぴったりと収まる配列が実に823年ぶりという情報が出回っています。

 このことについても山岡准教授に聞いてみました。

 国立天文台山岡均准教授「なぜ823年という数字が出てきたかも含めて、デマなんですね。うるう年を3回挟んで11年、それで14日ずれるので2週間分ずれるなので11年から6年周期ということは、そういう意味があるんですね」

 山岡准教授によると、2026年2月と同じカレンダーの配列になるのは6年から11年周期で巡ってくるということです。

 過去には2009年、2015年とそして2026年となります。次回は、11年後の2037年に巡ってきます。

 天体のロマンを感じ823年ぶりというデマの情報をネット上に出している人が多くいたのでしょうが、これは間違った情報ですのでお気を付けください。