宮城県は、4病院再編の是非に直接関わる初めての議案を13日開会の県議会に提出します。

 県は6日、一般会計1兆238億円の新年度当初予算案を発表しました。

 この予算案には、病院再編の是非に直接関わる26億円の基金への積み立てが含まれます。4病院の再編のうち仙台赤十字病院と県立がんセンターの統合による新病院の整備費約300億円の一部に当たる26億円を基金に積み立てます。

 村井知事「新たな基金に積み立てるというのが今回初めて出てくることになります。県議会に提出し、しっかりと説明してご理解を得るために努力したい」

 病院再編の是非に直接関わる議案はこれが初めてで、県議会が可決すれば2028年度中のオープンが予定される新病院が建設に向け動き始めます。