東日本大震災から13年となるのを前に、石巻市の復興祈念公園で津波を想定した避難訓練が行われました。

 この訓練は石巻市門脇地区で活動する震災伝承団体が毎年実施しているもので、周辺住民や施設の職員などおよそ50人が参加しました。

 地震の後段階的に津波警報が発表されたという想定で、伝承施設の職員が訪れていた客を高台まで誘導する手順などを確認しました。

 石巻市は、宮城県が2022年に発表した新たな津波浸水想定を基に、2023年ハザードマップを改定していて、新たな想定を基に訓練を行うのは今回が初めてです。

 3.11メモリアルネットワーク中川政治さん「災害から命を守れる力、柔軟性とか、当事者ごととしてしっかり考えるということができたらと思っています」