楽天イーグルスは21日、ヤクルトとの練習試合でした。抑えに転向した則本投手が実戦初登板し、最速151キロを記録するなど1回を無失点に抑える上々の内容でした。

 則本投手がマウンドに上がったのは7回でした。公式戦でのリリーフ登板は、プロ11年でわずか5試合。抑え投手として第一歩を踏み出す試合となりました。

 最初のバッター、内山に対してはストレート中心に投げ込み追い込み7球目。落ちるボールでショートゴロに打ち取り、まずは1アウト。

 2アウト後、3人目は前年まで楽天でプレーした西川。2球目、インコースに最速の151キロのストレート、力強いボールを投げ込みました。西川にはフォアボールを与えてしまいますが、次のバッターをショートゴロに打ち取り1回無失点のピッチング。実戦初登板は上々の内容でした。

 則本昂大投手「実戦初登板、リリーフでの準備というところで緊張感はあった。変化球で浮いてしまうボールはあったが、しっかりとストライクゾーンに投げられたのは良かったと思う」

 今江敏晃監督「彼本来の闘争心、若干緊張感ありながらそういう姿が見られた。初めての投球としたら、かなり上出来だったと思う」