19日午後、宮城県白石市の住宅の解体現場で不発弾のようなものが発見され、現場周辺は一時立ち入りが規制されました。

 警察によりますと、19日午後5時45分ごろ、白石市大平中目の住宅の解体現場で「不発弾のようなものが見つかった」と工事関係者から警察に通報がありました。

 見つかった不発弾のようなものは、長さ25センチ・直径8センチほどの円柱状で、警察は午後7時半ごろから半径200メートル圏内の立ち入りを規制し、13世帯34人が避難しました。

 警察が不発弾のようなものについて自衛隊に写真で確認したところ、「爆発物のようだが衝撃を加えなければ爆発の危険性はない」との回答があったということです。

 これを受け、立ち入り規制は午後8時ごろに解除されました。

 警察や自衛隊は、処理方法について協議しています。