宮城県大郷町では、建設業の魅力を伝えるイベントが開かれ、子供たちが壁塗りやタイル張りなどの建物づくりを体験しました。

 このイベントは、担い手不足が課題となっている建設業の魅力を子どもたちに知ってもらい、将来の職業選びに役立ててもらおうと、宮城県が開催したもので、きょうは親子連れ約50人が参加しました。

 子どもたちは職人の説明を受けながら、凹凸があるローラーを使って壁に模様を付ける壁塗りや、壁にタイルを敷き詰めるタイル張りを体験。

 また、屋根を瓦で覆う瓦葺きの作業では、勾配のある屋根での作業に苦戦しながら、瓦を屋根にのせていきました。

 参加した子ども「ローラーの力加減を考えるのが楽しかったです」

 参加した子ども「思っていたより手間ひまがかかっていて、家を造るのは大変なんだなって思いました」

 宮城県は、こうした体験会を来年度も実施することにしています。