半導体分野の教育や研究で協力しようと、東北大学と熊本大学が連携協定を結びました。
仙台市青葉区で行われた締結式では、東北大学の大野英男学長と熊本大学の小川久雄学長が協定書に署名しました。
宮城県では、台湾の半導体大手が出資し大衡村に半導体の新工場を建設する計画です。
熊本県には既に世界的な半導体メーカーのTSMCが進出し、熊本大学は4月から半導体人材の育成に特化した学士課程を設置します。
東北大学と熊本大学は、協定によりまずは世界的な課題となっている半導体人材の育成で協力します。
東北大学大野英男学長「TSMCを地元に持つ熊本大学の強みというのはこれからどんどん発揮されると思いますので、日本の半導体産業に貢献する人材育成と研究を進めていきたい」
両大学は老化防止やがんの予防、治療など医療分野でも、共同で取り組みを進めたい考えです。