30日未明、宮城県柴田町の県道で乗用車にはねられ意識不明となっていた男性が死亡しました。

 警察によりますと、死亡したのは高齢の男性です。

 この男性は30日午前4時20分ごろ、柴田町槻木の県道で、自転車に乗るか、押して歩いていたところ、後ろから走ってきた乗用車にはねられました。

 男性は、頭などを強く打ち、大河原町内の病院に運ばれましたが、まもなく死亡しました。

 警察は、乗用車を運転していた柴田町槻木の会社員、平間雅隆容疑者(20)を過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕しました。

 平間容疑者は容疑を認めていて、警察の調べに対し「スピードを出して走っていた。気づいたら目の前に人が立っていた」などと話しているということです。

 平間容疑者は仕事帰りだったということです。

 現場は片側1車線の見通しの良い直線道路でした。

 警察は、男性の身元の確認を急ぐとともに当時の詳しい状況を調べています。