国の天然記念物に指定されている宮城県の塩釜神社にある遅咲きの桜、塩釜桜が16日に開花し訪れた人を楽しませています。

 塩釜神社の境内には約40種類300本の桜が植えられていて、このうち遅咲きで知られ国の天然記念物に指定されている塩釜桜が16日に開花しました。前年より6日遅い開花です。

 塩釜桜は、一輪に30枚から50枚もの淡いピンク色の花びらがあるのが特徴です。

 多くの参拝客が訪れ、写真を撮るなどして楽しんでいました。

 このほか、エドヒガンの一種ヤエベニシダレや緑色の花びらが特徴のギョイコウも花を咲かせていました。

 「素晴らしいですね、種類も豊富で新しいのも初めてのも何種類かありまして、楽しませてもらいました」「毎年見に来ております。やっぱり日本人なので桜は大好きで、特にこの塩釜桜は一番好きな桜です」

 塩釜桜は今週末に満開となる見込みで、4月いっぱい楽しめるということです。