宮城県登米市で大規模な林野火災を想定した訓練が行われました。

 この訓練は県が毎年行っていて、県警や近隣の消防本部など29の機関からおよそ230人が参加しました。

 訓練は、長沼フートピア公園で林野火災が発生し強風にあおられ燃え広がったという想定で行われ、消防による放水やヘリによる空中消火が本番さながらに行われました。

 県では、春からこの時期にかけては風が強く空気が乾燥するため火の取り扱いには特に気をつけてほしいと話しています。

 宮城県消防課・田畑幸浩課長「(登山やキャンプの際は)完全消火を確認していただく、そして何よりタバコの投げ捨てを絶対やめていただき、林野火災の防止、宮城の森林を大切にしていただききたいと思います」

 県内の林野火災は2023年は35件、2024年は4月末までに16件発生しています。