宮城県の加美農業の高校生が先生となって、中学校で出前授業を行いました。テーマは牛です。

 加美農業高校では、農業の楽しさを伝えようと2025年度から中学校での出前授業を始めました。

 初回の15日は古川北中学校が会場です。畜産を学ぶ高校生が、牛についてクイズ形式で授業しました。

 牛は、鼻にある鼻紋と呼ばれる模様で個体を識別できるそうです。人でいうと指紋に当たります。

 先生役の高校生は、食の安全のため牛1頭1頭に識別番号が付けられていて、誕生から消費者に届くまでその履歴を追跡できる事なども伝えました。

 中学生「(牛の)種類を見分けることも色々な方法があるということが知れました」

 加美農生「将来少しでも農業について興味を持ってもらえれば良いなと思います」

 次回は18日に、クマに遭遇した場合の対処法について出前授業します。