酒を飲んだ後に自転車に乗ったとして、仙台市の職員が停職1カ月の懲戒処分となりました。
仙台市から停職1カ月の懲戒処分を受けたのは、市の施設部に勤める30代男性職員です。
職員は5月30日夜、会食で飲酒後に自転車を運転したところ、警察官に呼び止められて呼気から基準値を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで検挙されました。罰金10万円の略式命令を受け、納付したということです。
自転車の酒気帯び運転は、2024年に施行された改正道路交通法で罰則の対象となっています。市の職員では初めての事例で、処分の重さを決めかねたといいます。
仙台市富田悠輔人材育成部長「停職の中では軽いところではありますけど、ただ懲戒処分の中では免職・停職・減給・戒告とあって、それなりに重い処分ではありますので」
市は、自転車であっても重い懲戒処分になることを改めて周知するとしています。