宮城県議会の6月定例会が開会しました。村井知事は、根強い反対がある宿泊税の導入について早期の決着に向けた意欲を示しました。
県議会定例会には、23の議案が提出されました。県が導入を目指す宿泊税については、早ければ今回の議会に条例案を提出する見込みでしたが、仙台市との調整などに時間がかかるとして見送られました。
村井知事は宿泊税について、訪日客の拡大などに向けた観光振興を進めるために安定的な財源が必要だと強調しました。
村井知事「仙台市とも足並みをそろえて新税導入に向けた準備を進めているところであります。早期に条例案を提案できるよう、引き続き関係者と調整を進めてまいります」
仙台医療圏4病院の再編にも触れ、前年度に見送りとなった東北労災病院と県立精神医療センターの移転・合築について「可能な限り早期に基本合意ができるよう調整する」と述べました。
県議会は20日から一般質問が始まります。