劇団四季の名作ミュージカル、キャッツが12年ぶりに仙台市にやってきます。5月6日の開幕を前に、大詰めを迎える舞台設営の様子が公開されました。
日本での上演が42年目を迎える劇団四季のミュージカル、キャッツは逆境に負けず強く生きる24匹のネコたちの生き様を描いた作品です。
仙台では、これまで2003年と2013年に上演され、約25万人を動員しました。
5月6日の開幕を前に、舞台設営の様子が公開されました。
中島秀太記者「キャッツの舞台に入っていきます。客席は都会のごみ捨て場をイメージしていて、ネコ目線のごみのオブジェで埋め尽くされています」
ネコの目線に合わせて作られた大きなごみのオブジェ約2000点が、客席全体を埋め尽くします。
中島秀太記者「客席にはご当地ごみとして、宮城県ゆかりのごみも散りばめられているんです。仙台市地下鉄のパスケースや、仙台うみの杜水族館のチケットもあります」
舞台の設営は大詰めで、28日からは俳優たちによる舞台稽古も始まるということです。
舞台美術担当土屋茂昭さん「(ごみのオブジェが)2000種類くらいありますから色々探していただきたい。自分にとっての思い出の品をキャッツの中で見つけていただきたい」
劇団四季ミュージカル、キャッツは5月6日から8月20日まで仙台市青葉区の東京エレクトロンホール宮城で上演されます。
現在は7月21日公演分までのチケットが、公式サイトなどで販売されています。