三重県にある伊勢神宮は、社殿を新しくつくりかえる「式年遷宮」を8年後の秋に控えています。その式年遷宮に向けた一連の祭事の幕開けとなる「山口祭」が、2日朝から行われました。

 伊勢神宮では、20年に一度、社殿を新しくつくりかえてご神体を移す式年遷宮が行われます。

 次に行われる2033年の式年遷宮に向け、33の祭りと行事が行われます。

 その「幕開け」にあたり、木材の伐採作業の安全を祈願する「山口祭」が朝から伊勢神宮の内宮で行われました。

 祭場では拝礼のあと、「物忌(ものいみ)」と呼ばれる子どもが鎌で草木を刈る儀式などが行われました。

 正午からは、外宮でも同様の祭事が執り行われます。