インドとパキスタンの対立激化を受けて国連のグテーレス事務総長が「深刻な懸念」を表明しました。アメリカのトランプ大統領も早期の事態収拾を望む考えを示しました。
グテーレス事務総長は、インド軍の軍事作戦について「深刻な懸念を抱いている」とする声明を出しました。
また、「両国に対して最大限の軍事的自制を呼び掛けている」としたうえで、「インドとパキスタンの軍事的対立は世界が許すことができないものだ」と強調しました。
トランプ米大統領 「残念だ。ちょうどここに来る直前に話を聞いた。彼らは何十年も何世紀にもわたり戦ってきた。早く終わってほしいと願っている」
トランプ大統領は6日、記者団に対して、インド軍によるカシミール地方などの攻撃について、「聞いたばかりだ」としながらも「残念だ」と述べ、早期の事態収拾を望む考えを示しました。