宮城県の塩釜保健所の黒川支所管内にある小学校で、ロタウイルスが原因とみられる感染性胃腸炎の集団感染が発生しました。
県によりますと、4月18日から5月8日までに黒川支所管内の小学校で、児童113人と職員3人が腹痛やおう吐、発熱などの症状を訴えました。このうち5人から検体を採取したところ、全員からロタウイルスが検出されました。重症者はいないということです。
給食による食中毒が原因ではなく、日常生活の中で感染が広がったとみられています。 最も多い日で1日に48人が症状を訴えましたが、5月に入ってからは発症者は減っていて感染は収束に向かっているということです。
県は、手洗いの徹底などの感染対策を呼び掛けています。