仙台空港と香港を結ぶ定期便を運航する3つの航空会社のうち、香港航空が6月から一時運休することが分かりました。
仙台と香港を結ぶ定期便は、2024年12月にグレーターベイ航空が約13年ぶりに復活させました。
その後インバウンド需要の高まりを背景に香港航空と香港エクスプレスも参入し、現在は計週11往復が運航されています。
宮城県によりますと、このうち週3往復を運航する香港航空から6月2日から10月末まで全ての便を運休すると連絡があったということです。
理由について「経済状況の変化や旅行需要の動向を踏まえて判断した」と説明されたということです。
週4往復運航しているグレーターベイ航空も旅行需要の減少を理由に、来週から10月末まで週3往復に減らすことを明らかにしています。
これにより6月からは、香港定期便が今より4便少ない週7往復となります。
村井宮城県知事「非常に残念ですね。仙台国際空港株式会社と力を合わせて、より航空会社の路線が増えるように努めてまりいたいなと思っております」
県は、冬場は香港からの旅行需要が回復するとみていて便数も元に戻ることを期待しています。
一方、台湾の航空会社タイガーエア台湾は5日、仙台空港と台湾南部の都市、高雄を結ぶ路線を7月に開設すると発表していて、仙台と台湾を結ぶ便は増えることになります。