ゴールデンウィーク明けの日経平均株価は小幅に値下がりしています。

 アメリカと中国が関税を巡る交渉を行い、貿易摩擦が緩和されるという期待感が広がったことで取り引き開始直後から買いが先行し、上げ幅は一時、100円を超えました。

 しかし、その後は連休前まで7営業日連続で値上がりしていた過熱感への警戒が強まり、下げる場面が目立ちました。

 7日午前の終値は連休前に比べ、16円安い3万6813円でした。

 外国為替市場の円相場は「トランプ関税」による不透明感が続いていることから、ドルを売って「安全通貨」とされる円を買う動きが優勢となりました。

 7日正午現在、1ドル=143円を挟んだ値動きになっています。