2024年、日本を訪れる外国人に発行したビザの件数は中国が最も多く、7割以上を占めました。

 外務省は2024年1年間で日本を訪れる外国人に対して発行したビザの件数が前の年の1.7倍となる719万6373件だったことを発表しました。

 過去最高となったコロナ禍前の2019年の発行数の約9割まで回復したことになります。

 国籍・地域別では中国が全体の73%となる524万3536件で最も多く、2番目に多いフィリピンの9倍以上となりました。

 外務省は「観光客の回復に連動しているほか、就業や留学など目的問わずに増えている」と分析しています。