インターネット上で嘘や誤った情報に接触した人のうち4人に1人が、その情報を拡散していることが総務省の調査で分かりました。
調査は3月31日から3日間、全国の15歳以上の2800人を対象に行われ、嘘や誤った情報に接触した人のうち、正しい情報だ、おそらく正しい情報だと思うと答えた人は半数近くに上りました。
また、25.5%の人が誤情報を家族や友人との会話、メッセージなどで伝え、拡散していました。
誤情報だと気付いた経緯についてはテレビ・新聞で誤った情報として報じられていたからと回答した人が4割近くに上りました。
一方、約9割の人がネット上の情報を正しく判断するリテラシーが大切だと考えていながらも、7割以上はリテラシーを高めることに取り組んでいないことが分かりました。
総務省は14日からテレビなどでコマーシャルを流し、リテラシーの向上を推進していく考えです。