茶どころの復活を目指す宮城県富谷市で、新茶の摘み取りが始まりました。
清水沢地区にある茶畑では、若生裕俊富谷市長やシルバー人材センターの会員ら約30人が鮮やかな緑の葉を丁寧に摘み取っていきました。
富谷市は、江戸時代から茶の生産が盛んで富谷茶として知られていました。1970年ごろを最後に生産が途絶えていましたが、市が主導して8年前から栽培を再開し、茶どころ復活を目指しています。
富谷市シルバー人材センター長谷川宏理事長「自信を持っておいしいお茶になっていると思っています」
シルバー人材センターでは、1000本ほどの茶の木を育てていて年間約700キロの収穫を見込み、秋のイベントで振る舞うことにしています。