宮城県石巻市の自宅で高校生の息子を殺害したとして逮捕送検された父親について、仙台地検は刑事責任能力を調べるため鑑定留置を始めました。
石巻市の会社員佐々木嘉志容疑者(48)は4月28日、自宅で息子の慧太さん(15)の背中を刃物で刺し首を絞めるなどして殺害した疑いが持たれています。
仙台地検は、佐々木容疑者の犯行当時の精神状態などを調べるため13日から3カ月間鑑定留置することを明らかにしました。
捜査関係者によりますと、佐々木容疑者は慧太さんの寝込みを襲ったとみられ、犯行後「息子を殺した」と警察署に出頭していました。
検察は鑑定結果を踏まえ、起訴するかどうか判断する方針です。