意識を失って倒れた同僚の男性をAEDなどを使い救ったとして、宮城県石巻市の会社員4人に消防から感謝状が贈られました。

 感謝状が贈られたのは石巻市の会社員、千葉真さんと鈴木啓之さんたち4人です。

 2024年12月、会社の駐車場で同僚の50代男性が意識を失って倒れ心肺停止になりました。

 偶然居合わせた千葉さんと鈴木さんが、救命講習で学んだ心臓マッサージなどを行いながら消防に通報しました。

 別の2人が近くに設置されていたAEDを使い、救急隊が到着するまでの約5分間、男性の命をつなぎとめました。

 男性は、病院で治療を受け現在は社会復帰ができるまでに回復しているということです。

 鈴木啓之さん「定期的に消防本部で救命講習を受講してまして、そういった経験もあり役に立てたのかなと思っています」

 千葉真さん「自分が入社当時から一緒にいた同僚だったので、今回みんなの力で助かったっていうことは、非常に喜ばしいことだと思います」