北朝鮮の金正恩総書記は無人機攻撃機に対する防空など戦闘訓練を視察し、北朝鮮の領空などは「手出しできない鉄壁の要塞として一層打ち固められる」などと強調しました。

 北朝鮮メディアによりますと、金総書記は空軍飛行連隊の対空戦闘訓練などを視察したということです。

 訓練は、敵の巡航ミサイルや自爆無人攻撃機を追跡し掃滅するための対空防御のほか、電子的な手段で無力化する目的などで行われたということです。

 また北朝鮮軍の無人偵察機などもデモ飛行し、金総書記は「大変に満足し、課題を指摘した」ということです。

 そのうえで「戦闘訓練に心身を捧げれば、神聖なる我が国家の空、陸、海はいかなる敵も手出しできない鉄壁の要塞として打ち固められる」と強調しました。