アメリカのトランプ大統領とロシアのプーチン大統領の電話会談を受け、林官房長官はウクライナを巡る「事態の打開を期待する」と強調しました。

林官房長官 「政府としては本件電話会談を含めた関係国による外交努力が、今後、事態の打開につながることを期待をしております」

 林長官はそのうえで、「早期の全面停戦に向けたロシア側の前向きな行動を強く期待する」と注文をつけました。

 米ロ首脳による電話会談は2カ月ぶりで、約2時間にわたって行われました。

 トランプ大統領は30日間の即時停戦を求めていましたが、プーチン大統領は戦闘を継続したうえで交渉する姿勢を強調したとみられます。