石破総理が創設を目指す防災庁について、仙台市が誘致に乗り出す方針を決めました。26日以降にも政府に要望することにしています。

 郡仙台市長「仙台市が防災環境都市として歩みを進めてきたことは、防災庁の根幹に関わる取り組みの中に生かしてもらえるものだと自負している」

 郡仙台市長は20日の会見で、防災庁の誘致に前向きな考えを示しました。

 防災庁は石破総理の肝入りの政策です。政府は2026年度中の創設を目指していて、拠点を地方に置く方針です。

 郡仙台市長は、関係省庁を回り仙台市が東日本大震災から復興してきたことや災害に強い街づくりを進めてきたことをアピールする考えです。

 内閣府によりますと、防災庁は兵庫県、石川県、福島県いわき市などが誘致に向け政府に要望を出しています。