JR仙台駅前の商業ビル、イービーンズの屋上看板が老朽化により約30年ぶりにリニューアルします。

 大友葵記者「おなじみの緑色の看板のリニューアルが決まり、看板の撤去作業が進んでいます」

 現在の場所にビルが建ったのは1964年で、1970年にエンドーチェーンと名称が変わり、1997年にイービーンズが誕生しました。

 東北最大級の書店や家電量販店なども入り、多くの人でにぎわいました。現在ではアニメやサブカルチャーの聖地としても愛されています。

 長年にわたり愛されてきたイービーンズの緑色の看板は、ビルの象徴でもあります。

 エンドーチェーン遠藤大樹社長「イービーンズという名前の由来が遠藤チェーンですので、えんどう豆でイービーンズ、こういう経緯があります。そのえんどう豆の色味を取り緑色と」

 宮城県民「悲しい気持ちでもあるけど、新しくなるのは楽しみ」「(JR仙台駅前は)きれいなと所が多いので、近未来的な感じになっていったら仙台にもっと人が来るんじゃないかって」「長年色々な人が愛した看板が無くなるというのは心細いですけれども、皆さんに心に残る看板になってほしい」

 看板にまつわる写真展も行われている他、記念のキーホルダーも販売していて、入荷するとすぐに無くなるほど人気で盛り上がりを見せています。

 エンドーチェーン遠藤大樹社長「エンドーチェーンらしさみたいなものは残しながら、一方で、次の未来に向けた新しい思い、力強さみたいなものを新しい看板に表現できればなと。仙台という街に少しずつ貢献できるように、より大きな規模で我々の存在感を出していけるように、そして街全体が活性化できるように頑張ってまいりたい」

 新しい看板は多くの人出が期待できる仙台七夕まつりに間に合うよう、8月のお披露目を目指します。