仙台市宮城野区で最新の介護グッズなどを紹介する展示会が開催されていて、現場の声を反映した商品が注目を集めています。

 夢メッセみやぎで開催されている展示会には、全国から約70の事業者が出展しています。

 川村彩音記者「温めるだけですぐに食べることができる完全調理済み食品は、手軽さが介護の現場でも注目されています」

 最近は、調理に掛かるコストを削減できるとして施設向けの配食サービスの需要が高まっています。

 食べやすいペースト状の物から、季節感を味わうことができるウナギまでバリエーションも豊富です。

 参加者「おいしかったです。職場では味が薄く感じたり、入居者が残していると好きではなかったのかなと気になったりするので、色々な物があるんだと思った」

 また、見守りシステムはシーツの下に敷くだけで、寝返りの回数や心拍数を測って健康状態を分析することができ、夜間の見回りを最小限に抑えられます。

 参加者「忙しく日々動く中で、ケアを受ける方々が安心できるように1つの材料として使っていきたい」

 CareTEX仙台事務局藤井智晃次長「対面でしか気付けない事や、実際に体験しないと分からない事もたくさんあると聞いております。日本全国の介護事業者様のお力になれればと考えてやっております」

 展示会は、21日まで開催されています。