自動車大手「スバル」のアメリカ法人が、複数のモデルを値上げするとロイター通信が報じました。トランプ政権の関税政策の影響が指摘されています。

 ロイター通信によりますと、スバル・オブ・アメリカは「現在の市場環境」に対応して、アメリカで6月から販売する複数のモデルについて最大およそ2000ドル=29万円程度、値上げするということです。

 スバルはアメリカで販売する、およそ半数を日本からの輸出で賄っていて、ロイター通信はトランプ政権の関税政策によるコストの増加を転嫁する動きと指摘しています。

 スバルは今年度の業績予想を未定としています。

 アメリカではフォード・モーターがメキシコで生産する一部の車種を、最大2000ドル引き上げる方針を示しています。

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