台湾の頼清徳総統が就任1年の演説を行った20日、中国人民解放軍が台湾の対岸である福建省南部で水陸両用戦闘車の訓練を行ったと発表しました。
中国中央テレビによりますと、訓練を実施したのは中国陸軍の合成旅団です。
公開された映像では何台もの車両が連なり、海上を走行している様子が確認できます。
参加した軍人は「我々は上陸突撃作戦の能力が比較的、強い。これまでは個別の技能訓練に重点を置いていたが、今は複数での訓練が多くなっている」と強調しています。
国営テレビの動画は水陸両用戦闘車を敵の防御を切り裂く「鋭いナイフだ」と紹介し、「その日が本当に来ても我々は大丈夫だ」と締めくくっています。