宮城県全ての運転免許センターで21日朝から正午ごろにかけて、システム障害のため運転免許証の更新手続きなどができなくなりました。道路工事に伴う回線トラブルが原因とみられるということです。

 宮城県警によりますと、警察庁が管理している全国共通の基盤システムに障害が発生した影響で、21日朝から運転免許証の発行や更新、マイナンバーカードとの一体化手続きなどが一時できなくなりました。

 システム障害は、午前11時半過ぎに復旧しましたが、宮城県にある4カ所全ての運転免許センターのほか、東北各県や北海道でも同様のトラブルが確認されました。

 「がっかりしてます。わざわざ予定をキャンセルして更新に来ているわけですから」

 宮城県警では、免許証の期限を延長するなどして対応するとしています。

 宮城県警運転免許課現王園和彦管理官「後日、期限を改めて指定していますので、それまでに再度来ていただければ免許証を交付できます。県民の皆様には大変ご迷惑をお掛けしております」

 このトラブルより、宮城県では最大500人の利用者に影響が出たということです。

 警察庁によりますと、道路工事に伴う回線トラブルが原因とみられるということで詳しく調べています。