宮城学院女子大学のシステムが、ランサムウェアによるサイバー攻撃を受けて卒業生9人の個人情報が漏えいしたことが分かりました。

 情報の漏えいが確認されたのは、2019年ごろに大学の広報誌の取材などに協力した当時の学生と大学院生9人の住所や電話番号などです。

 大学によりますと、12日に教務システムサーバがダウンしていることが確認されました。

 その後、教職員宛てに卒業生9人の個人情報と「48時間以内に連絡を取らないとネット上に公表する」と書かれた脅迫メールが届き漏えいが判明しました。

 対象者には個別に連絡し、状況を説明しているということです。

 大学では、宮城県警などに報告し連携して被害や原因を調査しています。