ロシアと国境を接するバルト三国のリトアニアでドイツ軍の駐留が始まりました。ドイツが外国に単独で部隊を常駐させるのは第2次世界大戦後、初めてです。
独 メルツ首相 「リトアニアとドイツはともに、いかなる侵略者からもヨーロッパの自由を守る用意があることを示すのです」
リトアニアの首都ビリニュスで開かれた部隊の発足式で、ドイツのメルツ首相はNATO(北大西洋条約機構)の防衛によって貢献していく考えを強調しました。
NATOはロシアの脅威に備え東部の防衛を重視していて、ドイツ軍はロシアと国境を接するリトアニアに段階的に約5000人を駐留させる計画です。
ドイツ軍が単独で部隊を海外に常駐させるのは第2次世界大戦後、初めてとなります。