中国でロボット同士が対戦する世界初の格闘技大会が開催されました。

 左右のパンチに続いて右足の力強い蹴り。相手の攻撃を防御できず倒れる場面もありましたが、すぐに立ち上がりファイティングポーズをとります。

 中国メディアなどによりますと25日、杭州で、世界で初めてとなる人型ロボットの格闘技大会が開かれました。

 ロボットは無線操縦で、オペレーターがコントローラーを使って俊敏なパンチやキックを生み出します。

 大会ではロボット同士の激しい戦いを通じて、動きの精度やバランス能力などが試されたということです。

 中国では、先月にも世界で初めての人型ロボットのマラソン大会が開かれていて、ロボット技術を対外的にアピールする狙いがあるとみられます。