中国が、日本の最西端与那国島南方のEEZ=排他的経済水域に設置していたブイについて、林官房長官は撤去されたと明らかにしました。
林官房長官 「海上保安庁は本年5月に中国側が当該ブイの作業をしている状況を確認し、さらにその後、当該部位が我が国排他的経済水域に存在しなくなったということを確認を致しました」
日本政府は、2024年12月にブイの設置を確認して以降、即時撤去を求めていました。
林長官は、28日付でブイがなくなったとの航行警報を出したと説明し「当該ブイによる問題はなくなった」と述べました。
また、ブイの撤去について説明がないため「中国側の意図について答えは差し控える」と述べ「引き続き関係省庁が連携して警戒監視に努める」と強調しました。