型絵染めの人間国宝、芹沢銈介の生誕130年を記念した展示会が仙台市宮城野区で開催されています。
会場には、冬の生活文化を表したグリーティングカードや手仕事の様子を描いた絵はがきなど、芹沢銈介と弟子たちによる作品が約そ250点展示されています。
井口亜美リポート「ずらりと並んだ型染めカレンダーの中には、仙台の七夕飾りを描いた物や夏の松島を表現した物もあります」
39年間作り続けられた型染カレンダーは、芹沢が開設した研究所の代名詞とも言われる作品です。
芹沢銈介美術工芸館学芸員堀咲さん「模様に囲まれる楽しさや色がある楽しさをイメージを膨らませていただけるとうれしいですね」
展示会は、JR仙台駅東口の東北福祉大学ギャラリーミニモリで7月20日まで開催されています。