楽天イーグルスは29日の西武戦、フランコの一発と打率リーグトップ村林の一撃で勝利を呼び込みました。4カードぶりのカード勝ち越しです。

 楽天先発のハワードは、ここまで2試合に先発し防御率0点台と安定していましたが1回裏、ネビンに先制タイムリーを許すと、3回裏には3連打を浴びるなど2失点。苦しいピッチングとなります。

 3点を追う打線は4回表、3番に入った浅村が2ベースヒットで出塁しチャンスを作り、続くフランコが約1カ月ぶりの一発、2号2ランホームランで1点差に詰め寄ります。

 更に5回表、ランナー1塁から打率0割台と苦しむ太田が今シーズン初タイムリーで同点に追いつきます。

 勢いに乗る打線は6回表に2塁3塁とし、打率リーグトップの村林がレフト線へ鋭い打球を放ち、ランナー2人が生還し2点を勝ち越します。

 7回表には、フランコがダメ押しのタイムリーで西武を突き放します。序盤の劣勢を跳ね返した楽天は、逆転勝ちで4カードぶりのカード勝ち越しとなりました。

 村林一輝選手「みんながつないでくれて良い結果になった。30日からホームで試合なので、声援よろしくお願いします」

【29日】西武3-6楽天@ベルーナドーム(埼玉・所沢市)