農林水産省は、米穀小売店対象の2021年産の備蓄米の申し込みが予定数量を超えている可能性があるとして、来月2日に受け付けを一時休止すると発表しました。

 2021年産の随意契約は今月30日に再開され、農水省によると、メールでの受け付けがおよそ1300件ありました。

 ただ、書類の不備が多いため、詳細な申し込み件数や数量は精査中だとしています。

 今回の売り渡し量は、精米能力のある米穀小売店に2万トン、中小小売りに6万トンの合わせて8万トンですが、米穀小売店の申し込みがすでに2万トンを超えている可能性があるということです。

 このため来月2日午後5時に受け付けを一時休止します。

 超えている場合は国が数量を調整するとしています。