ウクライナはロシアのシベリアなど国境から遠く離れた複数の空軍基地を無人機で攻撃し、航空機40機以上を破壊するなどしたと明らかにしました。

 ウクライナの治安当局者は1日、ロシア軍の飛行場5つを無人機で攻撃したと明らかにしました。

 攻撃したのはウクライナの国境から4000キロ以上離れたシベリア南部のイルクーツク州や、ロシア北西部に位置し、北方艦隊の拠点があるムルマンスク州などです。

 長距離戦略爆撃機など41機を破壊または損傷を与えたと主張しています。

 無人機はトラックに積まれ、基地のすぐ近くから発射されたということです。

 攻撃は1年半以上かけて計画され、ゼレンスキー大統領が直接指揮したとしています。

 ロシア国防省は声明を発表し、軍の飛行場が攻撃され、航空機や建物に被害が出たことを認めています。

 ロシアの軍事記者は「これはロシアへの真珠湾攻撃だ」と報じています。