発達した低気圧の影響で宮城県内は5月31日から6月1日朝にかけて大雨となり、各地で観測史上最大の雨量を更新しました。

 須田義一カメラマン「仙台市中心部、五橋の交差点です。道路に水があふれ、川のようになっています」

 仙台市青葉区の五橋周辺では31日夜、冠水した道路を車が水しぶきをあげて走り、歩行者も歩くのに苦労していました。動けなくなった車もあり、警察官らの助けで移動していました。

 1日午前5時までの降り始めからの雨量は、石巻市雄勝で156ミリ、大衡村で149.5ミリなどを記録。仙台や加美など各地で5月と6月の最大24時間降水量を更新しました。

 宮城県内の雨は1日午前中に収まり、午後は概ねくもりとなっています。