12月に現行の健康保険証が使えなくなり、マインバーカードを保険証として利用するマイナ保険証を基本とする仕組みに変わります。仙台市は、各区役所などにマイナ保険証の手続き支援の窓口を開設しました。

 支援窓口は、2024年10月開設のアエルに続き2日から仙台市の各区役所と総合支所に設置され、職員の補助を受けながらマイナ保険証の申し込み手続きなどをすることができます。

 マイナ保険証には過去の医療情報などが記録され、申請無しで高額療養費制度を利用できるといったメリットがあります。

 一方で、手続きの煩雑さや個人情報の紐づけミスが相次いだことなどから、登録者は6割ほどにとどまっています。

 仙台市行政デジタル推進課砂子田順さん「丁寧にお手伝いをさせていただきますので、是非区役所にお越しになる際には合わせて気軽に利用いただければと思います」

 なお、マイナ保険証を登録しない場合は、郵送される資格確認書を使って引き続き医療機関を受診することができます。