オホーツク海で取れたナガスクジラが、仙台市中央卸売市場で初めて競りに掛けられました。

 仙台市中央卸売市場では、2日に仙台港に水揚げされたナガスクジラの生肉約1トンが並びました。

 ナガスクジラは2024年から年間60頭まで捕獲可能となっていて、その大きさと味からクジラの王様とも呼ばれています。

 オホーツク海産のナガスクジラが市場に出るのは、初めてです。

 3日の最高値は1キロ30万円で、仙台市の卸売会社が競り落としました。

 鈴力水産山口清一社長「品物も良かったですけど、やはり貴重な商材を仙台の方にいち早く入荷していただいたということで、頑張って評価したいなと考えておりました」

 競り落とされた生肉は、仙台市のスーパーなどで販売される予定です。