大きさと味からクジラの王様と呼ばれるナガスクジラの生肉が、仙台港に初めて水揚げされました。
塩月菜々瀬記者「捕鯨母船の関鯨丸が初のオホーツク海での操業を終え、仙台港に入港します」
仙台港に初めて水揚げされたのは、ナガスクジラの生肉約1.5トンです。ナガスクジラは、水産庁が2024年7月に商業捕鯨の対象に追加しました。
世界で唯一の捕鯨母船、関鯨丸は仲間の船と共に4月末からオホーツク海で操業しナガスクジラ25頭を捕獲しました。
関鯨丸には、クジラを解体し冷凍して保管する最新設備が備わっています。
ナガスクジラは、肉質がきめ細やかで旨味が強いことが特徴ということです。
塩月菜々瀬記者「脂の甘みが口の中に広がってとろけます。おいしいです」
共同船舶所英樹社長「ナガスクジラは、味で言うとクジラの王様と言われています。出会った事が無い衝撃的なおいしさだと思いますので、是非皆さんにその衝撃的なナガスクジラの生の肉をお届けできればと思います」 ナガスクジラの生肉は、3日に仙台市中央卸売市場で競りに掛けられるほか、東京都の豊洲市場などにも輸送されます。