アメリカのトランプ大統領はロシアとウクライナの戦闘について「しばらく戦わせたらいい」と述べ、早期の停戦実現は難しいとの認識を示しました。
トランプ大統領 「時にはしばらく戦わせてそれから引き離した方がいいこともある。きのう、そんな例え話をプーチン氏に話した」
トランプ大統領は5日、前日に行われたプーチン大統領との電話会談で、ロシアとウクライナの戦闘を公園での子どものけんかに例え、「離そうとしても離れない。しばらく戦わせてから、引き離した方がいいかもしれない」と述べたことを明らかにしました。
トランプ大統領は双方が憎しみ合うなか、「苦痛に耐えた後でなければ引き離せない」として、早期停戦は難しいとの認識を示し、一定の期間、停戦の仲介を見合わせる可能性を示唆しました。
また、ロシアへの追加制裁については状況が収まらないと判断した時だとして、「期限は頭の中にある」と述べるにとどめました。