帝国データバンクによりますと、今年3月までの1年間でカレー店の倒産件数が13件に達し、2年連続で過去最多を更新しました。

 コメや肉、野菜といった原材料費や光熱費の高騰が中小カレー店の経営に大きな影響を及ぼしました。

 コロナ禍で高まったデリバリーやテイクアウト需要が落ち着き、ランチなどで他業態との競争が激しくなり、経営が悪化するカレー店が増えているということです。

 カレー1食あたりの調理費用をみる「カレーライス物価」も今年3月までの1年間で1食365円となり、過去10年で最高となっています。

(「グッド!モーニング」2025年6月6日放送分より)